2006年01月24日
ホールダウン金物について考える
外装下地検査の報告予定でしたが、デジカメを現場に忘れてきたので、別のテーマを書きます。
皆さんはホールダウン金物って聞いたことありますよね。 左上の写真がホールダウン金物です。地震時には柱に大きな力が働き、柱が土台から引き抜けてしまう現象を防止するために重要な金物とされています。
ホールダウン金物(以下HD金物と表記します)を使用する際に気をつけることとしては、基礎工事段階でHD金物用のアンカーボルトを所定の位置に設置してから、コンクリートを打設しますが、その位置がずれると期待した耐力が得られないとか、筋交い(スジカイ)と金物がぶつかってしまうとか、建物の耐震性に影響がでます。
第三者機関の検査でもHD設置状況は重要項目ですね。
ここまでは一般的によく認識されています。上記は施工精度の問題ですから精度を上げればクリアできますし、若干であれば補正するアイテムも開発されています。
ここで考えたいのが、HD金物は金属で、金属は熱伝導率が高い。HD用のアンカーボルトは基礎コンクリートに埋め込まれている。HDは地震時の効果を期待して、耐力上重要な柱の根元に設置されている。
私が何を言おうとしているかお分かりの方もいらっしゃるでしょう。冬季に外気温が低く、室内が暖かいと壁内で結露を起こす危険性があることは最近では良く知られています。グラスウールなどの充填断熱工法の場合、湿気を多く含んだ空気が室内から壁内部に入り込むと壁体内結露を起こしやすいので、室内側に防湿層といってポリエチレンフィルムなどを施工して湿気を遮断します。ここで施工精度が問題になりますね。また、HD金物をグラスウールでキッチリ保温するようにすることも重要です。
多くの場合、基礎コンクリートは外気温に影響されますよね。基礎外断熱をしていないのですから。外気が冷え込めばコンクリートは石同様に冷たくなり、そこに埋め込まれたアンカーボルトはその冷温を柱の根元まで伝えることになるでしょう。上記の断熱施工と防湿施工が完璧でなかったら、HD金物は結露するのではないでしょうか?しかも見えない壁体内で、柱の根元で。ゾ〜〜!!これがひどい場合には柱は・・・。
はい今日はここまで。問題提起をしてみました。明日以降に対策を書きたいと思います。精度の高いしっかりした施工をすれば問題にはならないということは確かです。
文章だけではわかりづらいですよね。
昨日の寒さがこたえたよっしーパパは今日はちょっと元気がないです。
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この記事へのコメント
藤井君のアンケート回答ありがとうございました。本人、論文と格闘中のようです。
元気を出して明日も頑張って下さい。
お二人を見習って、情報発信を続けていきたいと思っております。今後とも宜しく!!












